舶来版シャリック WESTWIND

まだ6月だというのに都内はすっかり真夏です。

先日の生地でも当社への注文が多い旨書いてみましたが、本当に多いです。スーツ地ではゼニア社のクールエフェクトをはじめ、ボッサルティ社のcoolmax素材、ミユキのシャリック、ジャケット地ではシルクサッカを代表とする軽くて涼しいような商品が、ここのところ盛夏用素材として非常に多いです。

画像の生地は英国製のWESTWINDの生地でいあわば、英国版シャリックとなります。このWESTWINDというブランドはミルであるMINOVA社で織った盛夏用の生地です。
もともとこのMINOVA社はミユキが1979年に英国リーズ市に設立させた、当時はミユキの英国工場という位置づけであった為英国製のミユキ生地ということで盛夏用の素材としてWESTWINDを織っていた経緯があります。
まぁそのため見た目やら素材感が非常に似たものとなっており、当社でも舶来でシャリックみたいなものというご要望などには非常に好まれます。

こちらも紺無地は着分のみ、黒はかなちの小反ですが在庫としてまだ残っておりますので気になる方などはどうぞ、羅紗屋である当社にご来店の上、実際に是非触ってみてください。

サンプルやバンチなど小さい見本ではなく、実際の商品を触ってみることでよりイメージを近づけさせましょう。

羅紗屋（紳士服地卸）とオーダースーツのコバテキのｈｐはこちらから　http://www.kobateki.com/

クールビズ素材：ミユキ（MIYUKI）のシャリック（SHALICK）

6月に入って、クールビズならぬスーパークールビズがいわれるようになってきてから、弊社でも急激に前述のCOOLMAXとともに売れてき始めました。

特にミユキのシャリックに関しては、一部弊社在庫反物でも品切れもおきており例年より明らかに出足及び売れ行きが伸びてきております。

この透け具合等がちょっと昔（笑）には非常に持てはやされてましたが、最近は昔ほどの販売も出来なくなっていました。
しかし、やはりこの熱い夏を乗り越える為のアイテムとして最近また脚光を浴びてます。
なんせシャリックといえば「軽い、涼しい、耐皺性」の3要素が揃っていますし、肌触りもモヘア混でサラサラした感じがしますの一度お試しになられてはいかがでしょうか？

弊社では羅紗屋ならではの着分～反物までシャリックをとりそろえていますので是非一度現物を見て触って感じてみてください。

画像のシャリックは弊社が反物で持っている品物でウール50%ﾎﾟﾘｴｽﾃﾙ35%ﾓﾍｱ15%の品物です。

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クールビズ用スーツ

随分久しぶりな更新です。
すいません…少々忙しくて（言い訳です）

先月からは生地の展示会に行ったり、来シーズンのバンチの組み込み予定を立てたり、当社主催の展示会をやったりでバタバタしておりました。

まぁそんなこんなで時間がだけが過ぎてゆき、気が付けば既に6月。

ちょっと前に出来上がっていたのですが、クールビズ用スーツということで話題の素材のCOOLMAXを使用した伊BOSSARTI社（ボッサルティ）の生地でスーツを作ってみました。
混率はWOOL50%COOLMAX50％となります。

感想としては、ジャケットはまだ真夏ではない為明らかな差を感じられませんでしたが、パンツに関してはナカナカ良い感じがしますね。素肌の上から直接着用するものですし、生地自体もシャリっとしており、冷感を感じるような風合いですのでかなり快適な様子で夏が結構楽しみですね。
まぁジャケットに関しては、下に肌着着て、シャツ着て、ジャケットの裏地やら芯地やらありますので着比べれば判る程度じゃないかなっと思っています。

当社の卸先の洋服屋さんでも結構涼しいと評判ですし、当社のお客様でも徐々にこういった機能性スーツが出始めてますね。

当社では実際の生地を反物で持っておりますので、是非実際に見て触って確かめてみてください。

ちょっと画像は粗いですけれど出来上がったスーツです。

オーダースーツのコバテキ　http://www.kobateki.com/